レゴでプログラミング教育!LEGO WeDo2.0とBOOSTの違いを徹底比較。

WeDo2.0をタブレットで使う子供

LEGOベースのプログラミング教材を初めて買おうと思ったときに、
まず候補に挙がるのが、LEGO Wedo2.0とBOOSTだと思います。
僕もそうでしたが、この二つ、どちらを買おうかと調べても、違いがよくわからないですよね。

僕は悩んだ上でWeDo2.0を購入したのですが、子供に与えてみた上で、
今はBOOSTを買えばよかったと思っています。
実際に使ってみてわかった、WeDo2.0とBOOSTの違いを
できるだけわかりやすく解説したいと思います。

目次

ざっくりとした選ぶポイント

はじめに結論を言ってしまうと、ふたつの教材の選ぶポイントはこちらです。

  • 使う際にいつも親がついていて、教えながら学ぶならWeDo2.0
    (漢字が読めないうちは教える人が必要)
  • 一人で扱うことが多ければBOOST
    (グラフィックスベースのため)

これから順番に解説しますね。

LEGO WeDo2.0は教材です。

WeDo2.0は教材 = 教える人がいること前提の作り

WeDo2.0のアプリは教える人がいること前提の作りになっています。
こども一人で進める作りになっていないため、
幼児期だと説明を一人で理解しながら進めていくことは難しいです。

ましかく

6歳のうちの子供は、一人で遊ぼうと思っても漢字が読めなくて、説明を飛ばしていました。

「教材」だから良い所

  • 「プロジェクト」単位のため、一定の時間で課題が終わるようになっている。
    (授業として進めやすいしくみになっています。)

「教材」だから困る所

  • 学ぶ時にそばで教えられる人がいないと、課題につまずく。
    (小さい子供の場合すべての課題に漢字がたくさん出てくるから一人では読めない)

プロジェクトが豊富

「40時間以上の授業を行うことができる多彩なプロジェクト」
(LEGOホームページより)

40時間と聞くとすごく豊富でいいと感じますが、「入門から発展まで全部合わせて」40時間です。

「入門」から「発展」まで

簡単な「入門」から、難しい「発展」まで合わせて32プロジェクトあります。
5〜6歳で理解できるのはそのうちの「入門」の8プロジェクト程度です。
入門以外のプロジェクトは、対象が「3〜5年生」になります。

WeDo2.0で遊ぶ子供
わかりやすくパーツが分けられています。仕分け表があるため片付けも迷いません。

1回のプロジェクト学習の流れ

  • 導入の動画「彼らは〇〇をしたいと思っています」
  • 彼らの質問に答えましょう。
    例:摩擦とはなにか説明できますか?
  • ではそのためにロボットを組立てましょう。(説明の手順に従って作る)
  • 組み立て終わったらプログラムを作りましょう。
  • 一緒に調査しましょう。
    例:実験して○○○○○○○になるものを見つけましょう。
  • 追加の調査をしましょう。
    例:○○○○○○○ができるように別の形にしてみましょう。
  • 調査を振り返って発表してみましょう。
ましかく

親がきちんと理解した上で、子供と対話しながら進める必要があります。

LEGO WeDo2.0の対応プラットフォーム

Windows PC、Mac、Chromebook、iPad、Androidタブレット

ましかく

対応プラットフォームはBOOSTよりも多いです。
BOOSTはPCやMacには対応していません。

WeDo2.0がおすすめの人

  • 子供の年齢が7歳以上
  • WeDo2.0を使ったスクールに通おうと思っている
  • いつも学習の際についていてあげられる
  • WeDo2.0単品ではなく、アフレルなどでテキストセットを購入する
LEGO WeDo2.0を作る子供
モデルを組み立てるパートは、漢字が読めなくても進められます。

LEGO BOOSTは学習玩具

LEGO BOOSTは学習玩具 = 一人で遊びながら学べる「おもちゃ」

レゴ作品を動くおもちゃに変身させて楽しく遊びながら、プログラミングを学ぼう。」
(LEGOホームページより)
BOOSTのアプリは、子供が一人で進められるように設計されています。

グラフィックスベースなので、漢字を読めなくても使えます。

アプリはグラフィックスベースで、直感的に進められるようにデザインされています。

  • 不必要なところは最初ロックされていて、開くことができません。
  • 文字は殆どありません。(漢字が読めない入学前の子供でも使えます。)

アプリの流れ

  • 最初に入門編として車を作ります。ここでアプリの基本的な流れを学びます。
  • 基本を学んだのち、5つのモデルの中から一つを選んで組み立てていきます。


各モデルを開くと、モデルが数ステージに分かれています。
最初のステージ以外はロックされているため、迷うことはありません。

「どこから進める」か、「どこを押すか」などがわかりやすく、直感的に進められます。

ましかく

1つのモデルが複数のステージに区切られているので、「今日はここまでだよ」と制限しながら進めやすいですね。

BOOSTのいいところ

アプリが、こども一人でも進めやすいように配慮されている。

BOOSTの困るところ

モデルごとの完成度が高いため、作り終わったあと次のモデルに進もうとした時、子供が壊したがらない。

一通り作った後のおすすめは、五十川氏の本「LEGO BOOST Idea Book」

一通り作ったあとは、五十川 芳仁 氏の著書「LEGO BOOST Idea Book」をオススメします。

BOOSTのパーツだけを使ったモデルが95種類掲載されています。
「全部作り終わったらあそばなくなる」んじゃ?という疑問はこの本が解決してくれます。

amazonで試し読みができます。LEGO BOOST Idea Book

ましかく

この本はwedo2.0版は出版されていません。
僕がwedo2.0よりもboostをおすすめする理由の一つです。

BOOSTの対応プラットフォーム

iOS、Android、Kindle Fire

wedo2.0もboostもそれぞれ違う目的を持って設計されていることがわかります。
どのような環境で教えるか考えて与えたいですね。

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