レゴが多くなってくると、子供がきちんと分かりやすいように片付けるのは大変ですよね。
ザザーッとひとつの箱にしまうのは簡単ですが、いざ遊ぶときに「作りたいものがあるけど、パーツが見つからない!」といった事態になってしまいがちです。
遊ぶときに子供が困らないようにするためにも、きちんと仕訳けして、効率よくレゴで遊べる環境を作ってあげたいところです。
僕もちょうどいい収納ケースがなかなか見つけられなくて困っていました。最初は100均のものを使っていたのですが、レゴが増えてくると収集がつかなくなりました。
今回の記事では、有りそうなのに探すとちょうどいいものがなかなかない、LEGOの収納ボックスについて解説します。
レゴを仕訳けて収納するため、ボックスに満たしたい4つの条件
レゴの収納ボックスとして最低限ここは満たしたい!という条件を4つにまとめました。
1.ボックス自体が小さすぎない
- 小さいケースの場合、全体量が多いレゴを片付けると、ケースがたくさん必要になる。
- ケースの数が多いと、子供が把握しきれず遊ぶ際に探しずらい。
2.仕切り板を柔軟に調節できる
- パーツサイズの大きさや、量の多さによって仕切りを調節したい。
- 細かいパーツから大きいパーツまで対応できるように、仕切りの形を柔軟に変えられるようにしたい。
3.重ねて収納(スタック)できる
- 片付ける際にできるだけ場所を取らないようにしたい。
- 広げて遊ぶときは見やすくて、片付けるとコンパクトなのが理想。
4.深すぎず浅すぎず、子供の手にちょうどいい深さ
- 深すぎると、レゴを入れた際にパーツ同士が積み重なって、探しづらい。
- 浅すぎると、がじゃがじゃと探している時に隣のしきり部屋に入っちゃったり、こぼれやすくなります。
LEGOの仕分け収納、ようやく見つけたのはJEJアステージ NWボックス
前の項目で示したポイントを網羅している分別ケースは、たくさんありそうでいて、探すと実はほとんどありません。
そんななかで、ようやく見つけたのがこのJEJアステージ NWボックスです。
JEJアステージ NWボックスM-1(仕切版付き)
わがやでは、条件にあったものを探し抜いた結果、NWボックスM-1を購入しました。
100均のケースに慣れた方には少しがっしりしすぎて、あまりかわいくないと思ったかもしれませんが、収納性能は折り紙付きです。
製造元のJEJアステージは新潟県三条市の企業で、日本製にこだわって生産しています。
ラインナップも豊富なため、たくさんの種類の中から組み合わせて使うことができます。
日本製へのこだわり
JEJアステージホームページより
made in Japanの安心品質をお約束。
外国製の商品が増える中、JEJアステージの商品は日本製にこだわっています。ほとんどのプラスチックを日本の自社工場にて生産。
また出荷前には高水準の試験・検査を行い、各検査をパスした優良な商品だけを出荷しています。こうした品質への取り組みはドイツのアンビエンテ、シカゴのホームウェアショーなどの海外見本市に出展した際にも高評価をいただき、さらに近年ではデザインにも注目いただくようになりました。
このコンテナの特徴を、さきほどの条件と照らし合わせて解説します。
1.ボックス自体が小さすぎない
- サイズはW29.5×D44.3×H8.4cmで、レゴ エデュケーションのケースと同じくらいの大きさです。
- 100均で売られているケースの大きいものと比べても二回りほど大きく深いため、ケースの個数を増やさなくて済みます。
2.仕切り板を柔軟に調節できる
- 付属されている仕切り板は、縦横すべてつけ外しができます。
- すべて着脱できることによって、柔軟な仕切りサイズ調整が可能です。
- この仕切り板は別売りでも3種類(大中小)販売されています。
そのため、あとから分別の仕方を変えたくなった時に、思ったように変更できます。
3.重ねて収納(スタック)できる
- 蓋をしても、しなくても、スタッキングができます。
- 同社の同じシリーズはもちろんスタッキングできるのですが、ホームセンターで売っている他社のコンテナともスタッキングが可能です。
我が家では、近所のホームセンター「サンデー」の280円のコンテナとスタッキングしています。
NWボックスM-1には小さめのパーツを収納し、大きいパーツはホームセンターで購入したコンテナに収納しています。
4.深すぎない
- 深さは6cm。
- こどもの短い指では奥まで届かないほどには深すぎない。
- がじゃがじゃ探している時に溢れるほど浅くもありません。
バックルで固定できる蓋が付いています。
- 蓋がついているので、ホコリが入りません。
- 蓋を付けても外してもスタッキングできます。
- バックルは取り外すことができます。持ち運ばないならバックルは外しておいたほうが使いやすい。
- スタッキングした際に一番上のコンテナだけ蓋をしておけば、ホコリが入りません。
LEGOを実際に仕分け収納してみて
実際に仕訳けるにあたって気をつけたところです。
子供にもわかりやすいLEGOの「くくり分け」を考えました
分別しようと思っても、子供が分別ごとの違いを理解できなければあまり意味がないですよね。
子供でも理解しやすい言葉を使って、用途別に分けました。
この分類でほとんどが分けられます。
- きほん
2×2や2×4、2×6などの基本サイズのブロック
- うすい
薄いプレート。床に使うような大きいものは別の箱に収納 - ほそい
1×2や1×4、1×6などの細長いブロック
- つなぐ
ブラケットなどの角度を変える部品 - まるい
丸い部分がある部品 - いえのぶひん
建物関係の部品 - うごく(写真左下)
ヒンジやジョイントなどの動く部品 - ななめ(写真右下)
スロープやカーブなどの斜めの部分がある部品
- 細かい部品(名前はつけていません。同じコンテナにまとめて、見て理解できるようにしました。)
- 1×1の薄い部品
- 1×1の厚い部品
- 1×2の薄い部品
- ミニフィグ
- ミニフィグの持ち物
- くるま
車関連の部品
- テクニック
テクニック系の部品(名前はつけていません。同じコンテナにまとめて、見て理解できるようにしました。)
しっかりと分別できたことでわかった、いい所と改善したい所
良い所
- ケースが統一されたのできれいに片付くようになった。
- スタッキングして収納するのでホコリがつきにくくなった。
- 次遊ぶときにパーツを選びやすくなった。
改善したい所
- 遊びにとりかかる気軽さが、少し減った。
- ひとまとめに片づけるよりも片付けに時間がかかるようになった。
子供がストレスなく遊べるか不安に思っていましたが、一緒に遊びながら説明すると、すぐに問題なく遊べていました。
記事を読んでいただきありがとうございました。
子供の発達にあった収納をして、想像力豊かに遊びたいですね。
この記事が、子供との遊びを豊かにする手助けになることを願っています。
こどもLifeHack 管理人 ましかく
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