買う前に知っていたい、プログラミング教材の違い
こんにちは、ましかくです!趣味はプログラミング教材探しです。
僕は大学では情報工学科でプログラミングなどを学びました。
もしかしたらうちの子供に教えられるんじゃないかと思い、プログラミング教育に興味を持ってここ数年家庭内で取り組んできました。
そんな僕が、親がこれから選ぶ際に最初に気をつけたいポイントを解説します。
【結論】プログラミングツールか、STEAM教材かを見分けよう
知っておきたいポイント
- 良いプログラミング教材は海外発のものが多い
- 海外では「STEAM教材」の一部
- 「STEAM教育」の幅はとても広い
- だから、教材によってアプローチが全く違う
プログラミング教材は海外発のものが多い
今、日本で紹介されているプログラミング教材は、海外発のものが多いです。
- LEGO Wedo2.0 デンマーク(持っています)
- SAM labs イギリス (持っています)
- toio 日本
- micro bits イギリス
- osmo coding アメリカ(持っています)
- scratch Jr アメリカ(持っています)
※他にも様々あります。
海外では「STEAM教材」の一部として扱われている
日本ではSTEAM教育=プログラミング教育と思われがちです。
ですが、実は海外では、「プログラミング教育」は「STEAM教育」の一部です。
そもそも海外では「プログラミング教材」というくくりにされていないものが多く、「プログラミングに慣れさせたい」だけの場合にはそぐわない場合が多いです。
LEGO Wedo2.0がまさにそうで、「ある科学的な課題があるので、これを、プログラミングを取り入れながら解決する方法を考えましょう」という内容のSTEAM教材です。
「STEAM教育」の幅はとても広い
Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Arts(リベラル・アーツ)、Mathematics(数学)の頭文字をとってSTEAMです。
もともと四文字で「STEM」だったそうですが、AIの時代になって、「論理的な思考」のSTEMに「発想力」のAが加わりました。
(AをArtにするかArtsにするかで意味が変わるような話もあるようですが、あまり気にしなくていい気がします。)
今の子が成長した、AIやITがもっともっと進化した時代を想定し、その未来の世界を生き抜くために今必要な教育。
ざっくりいうとSTEAMというのは、そういうことだと理解しています。
だから、教材によってアプローチが全く違う
STEAM=科学、技術、工学、アート、数学
めちゃめちゃ広いですよね。
STEAM教材はこれ!という最適解がまだない、分野として発展途上の状態です。
そのため、教材によってアプローチの方法が違います。
実際に持っているものの中でオススメするもの
- LEGO Wedo2.0 = 課題を解決する過程の中で、プログラミングを使うパッケージ。アプリはプログラミングに特化されておらずやや複雑。幼児期には、はじめの数課題しか対応できない。
- SAM Labs = アプリはとてもわかりやすいが、日本語対応が不十分。2種類のビジュアルプログラミングが用意されている。(日本の代理店が撤退)
- Osmo Coding = アプリはゲーム主体。付属のブロックを使うため、手に持つことができ、幼児でも理解しやすい。今後使うであろうScratchなどのビジュアルコーディングアプリに慣れることができる。
- Scratch Jr = ビジュアルプログラミングツール。アンドロイドアプリはあるが、最適化されていないため、アンドロイドタブレットでは使いづらい。
この中で、僕が幼年期にオススメなのはだんぜんOsmoです。
うちの子供には5歳3ヶ月のときに与えましたが、次々進んでいました。
ただ、最後の方になると繰り返しや分岐が出てくるため、システム上無理やりクリアはできていましたが、理解はできていないように思いました。
Osmo codingのいいところ
子供が6歳になった今、Osmoを与えておいてよかったと思えるのが、Switchがほしい欲求を緩和できていることです。
ゲームをやっている感覚になっているのか、うちの子供のSwitchがほしい!アピールはいったん収まりました。
まず幼少期に一度与えてブロックコーディングに慣れさせる。
1年生ころに理解できるようになってからまたはじめから始めさせるのもいいかもしれません。
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