こんにちは!こどもLifeHack管理人のましかくです。
ダイヤブロックで育ってきた、昭和世代のお父さんに朗報です!
長らく新商品のアナウンスが途切れていたダイヤブロックですが、2022年9月12日に新ラインナップが登場しました。
公式動画にもありますように、新ラインナップの名前は、ダイヤブロックOKOMEIRO(オコメイロ)。
このOKOMEIRO(オコメイロ)、名前に「おこめいろ」とある通り、「おこめ」由来素材のライスレジンを使っていることと、ライスレジン特有の薄茶色を生かした優しい「いろ」が特徴です。
これだけだと、「ただ雰囲気が優しくなっただけか…」と思いがちですが、公式発表からおもちゃショーのニュース、youtubeまでよーく調べましたところ、本当に進化した部分は「おこめいろ」という名前でイメージするところ以外に有りました。
このたび先行販売されたものを購入できましたので、実際に使った上で進化のポイントを解説したいと思います。
ダイヤブロックOKOMEIRO(オコメイロ)が進化した3つのポイント
- 素材として、ひとにも環境にも優しい「ライスレジン」採用。
- パーツの角が適度に丸くなって、外しやすく扱いやすい。
- 片付けやすさに配慮されたうえ、基礎板としても使えるケースが付属(M・Lのみ)。
次の項目では、進化した3つのポイントを解説する前に、ダイヤブロックがもとから持っている特徴について簡単に説明します。
まず先に、ダイヤブロックが元からもっている特徴を解説します。
これからひと項目ずつ解説するまえに、まずはダイヤブロックが従来から持っている特徴を、購入の際の比較対象となるレゴとくらべて解説します。
ダイヤブロックの特徴(レゴとの比較)
- サイズ
ブロックの幅と奥行きはレゴブロックとほぼ同じだけど、高さとポッチはダイヤブロックのほうが長い。 - パーツの接合方法
レゴはカチッとはめ込む固定方式。ダイヤブロックはスポッとかぶせるように固定する。
これにより、レゴブロックのほうが接合力は強いけど、ダイヤブロックのほうが外しやすい。 - 互換性
サイズと接合方法が違うなど、ダイヤブロックとレゴには互換性はありません。 - 対象年齢
レゴのベーシックは4歳から。ダイヤブロックの対象年齢は3歳から。
今回発売のOKOMEIROでは、ダイヤブロックがもとから持っていた長所の、「外しやすさ」や「扱いやすさ」などがさらに進化し、よりやさしいブロックとなっています。
それでは、次の項目から進化した3つのポイントについて解説します。
【進化1】素材として、環境に優しい「ライスレジン」採用。
ダイヤブロックOKOMEIRO(オコメイロ)には素材としてライスレジンが50.1%以上使用されています。
ライスレジンは、食用に適さない古米や米菓メーカーで発生する粉砕米など、廃棄されてしまうお米から作られたバイオマスプラスチックです。
環境にやさしいうえ、樹脂の特性としては、石油系プラスチックとほぼ同等の品質とのこと。
子供の世代が大きくなった時代にもやさしい、環境に配慮された商品となっています。
引用:ライスレジンとは
株式会社バイオマスレジン南魚沼ホームページ
日本発のお米のバイオマスプラスチック。
「ライスレジン」は、お米(非食用)由来の国産バイオマスプラスチックです。食用に適さない古米、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、 飼料としても処理されず、廃棄されてしまうお米を、 新しいテクノロジーでプラスチックへとアップサイクルします。
【進化2】パーツが丸くなってさらに外しやすく扱いやすい。
ブロックの角に適度な丸みがついたことで、今までよりもさらに外しやすくなりました。
ダイヤブロックは、今回の改良以前からレゴブロックに比べて外しやすいのですが、さらに外しやすい形になったことは、ダイヤブロックの大きな強みといえます。
子供が小さいうちはブロックを外しずらいとすぐに歯を使おうとする場合があるのですが、これなら歯を使おうとすることもなさそうなので、親としても安心ですね。
また、角の丸みは製造元のカワダ社内から出た「ブロックの角に手が当たると痛い」という意見が発端だそうです。
僕自身は、ダイヤブロックを使っていて角がとがっていると思ったことはないのですが、兄弟や友達と遊んでいるときなどに、投げたり手を振り回してぶつかることも考えられますので、角が丸いのは安心ですね。
【進化3】基礎板としても「ちりとり!?」としても使えるケースが秀逸。
ダイヤブロックOKOMEIROのS・M・Lのサイズのうち、MとLにはケースが付属します。
ケースの蓋はレゴの基礎板のように使える
新しくなったケースにはふたの裏に20×20のポッチが付いていて、レゴの基礎板のような使いかたができるようになりました。
基礎板とは、ブロック遊びをするときに土台として使う、ポッチがたくさんついた大きな四角い板のことです。
基礎板を床として大きな家を作ったり、基礎板を地面として楽しい庭を作ったりなど、基礎板があることで創作の幅が広がります。
ふたは、そのままでも、ひっくり返してもケースのふたとして使えるので、ふたの裏に作った作品をそのままケースにのせて、一緒に片づけることができます。
「ダイヤブロックOKOMEIRO」のライバルといえる「レゴ クラシック」シリーズの 「黄色のアイデアボックス <スペシャル> 」に同梱されている基礎板は、16×16ポッチです。
ダイヤブロックOKOMEIROのフタの裏は20×20ポッチと一回り大きいため、より発展的にブロック遊びができそうです。
ケース本体には、ちりとりのように片付けられる工夫。
蓋も工夫されていますが、ケース本体も工夫されていて、フチがゆるやかなスロープになっています。
ゆるやかなスロープ状のフチのおかげで、かたづける際はケースを横にしてチリトリのようにザザッと一気にブロックを入れてかたづけることができます。
子供の小さな手で少しずつ片付けるのは大変ですが、チリトリ方式ならざざっとまとめて片付けられそうです。
これなら楽しんでおかたづけしてくれそうですね!
ダイヤブロックOKOMEIRO(オコメイロ)と従来のダイヤブロックの互換性は?
ダイヤブロックは1962年に最初の商品が発売されてから、60年以上互換性を保っています。
ダイヤブロックOKOMEIRO(オコメイロ)も互換性に変わりはありません。
昔ながらのダイヤブロックとの互換性については、「実家のダイヤブロックで遊ぼう」の記事でまとめました。
【まとめ】ダイヤブロックOKOMEIROの進化ポイントをおさらいします。
さいごに、もういちど進化のポイントをまとめます。
ダイヤブロックOKOMEIROのポイント
- 素材として、みんなに優しい「ライスレジン」採用。
- パーツの角が適度に丸くなって、さらに外しやすく扱いやすい。
- 片付けやすさに配慮されたうえ、基礎板としても使える付属のケースが秀逸。
ダイヤブロックOKOMEIRO(オコメイロ)、基礎ブロックがたくさん入っていますので、これだけで想像力豊かにたくさんの遊びができそうです。
最後までよんでいただきましてありがとうございました。
この記事を読んでくれた方の、こどもとの遊びがより有意義なものになっていただければとてもうれしく思います。
こどもLifeHack 管理人 ましかく
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