こんにちは!こどもLifeHack管理人のましかくです。
「ブロック遊びは知育にバツグン!」そんなことは知育に敏感なお父さんならみんなわかっていることですが、実際に購入しようと思って調べてみると予算の倍くらい高価で、一瞬たじろぎます。
子供には、たくさんのピースが入っているブロックセットで、想像力豊かに遊ばせたいものですが、大きいセットの値段はことさらに高価でお父さん一人の判断ではとても購入できません…。
そこで今回の記事では、お父さんのブロック購入を後押しするために、
- 予算オーバーのブロックを子供に買うときの、奥さんへの説得材料。
- 高価なモデルを祖父からのクリスマスプレゼントとしてお願いする際の、筋の通る理由。
- ホントは自分がほしい、とてもかっこいいレゴモデルを買う際の言い訳。
などのときに有用な、根拠に基づいたブロック遊びの優位性を製造元のサイトの中から調査しました。
すべてのページにおいて、専門家の考察や、実際に行われた実験に基づいたデータが掲載されていますので、納得していただけると思います。
我が家では、小学校入学後の急がしさからか一旦ブロックであまり遊ばなくなりました。
そのような状況になってしまい、「ブロックの与え方を間違った…」と僕は後悔していました。それでもめげずにちょっとずつ誘っていっしょに遊んでいたところ、一年生の後半辺りから徐々にブロック遊びは復活し、小2になった今では好きな遊びのトップに返り咲いたようです。
お父さんがしっかり考えたうえで、必要だと思う程度の量でしたら、与えたときは把握できなかったとしても、適正年齢になったときにしっかりと使いこなしてくれるはずです。
もし今の段階で多すぎてお子様が混乱しているようでしたら、適正年令になるまで全体量を少し減らしてあげることをおすすめします。
これから要点を絞って掲載しますので、ぜひ有意義に活用してください。
小児神経学、発達神経学者の専門家によるブロック遊びについての解説
(ニューブロック)
ニューブロックのホームページでは、子供の各年齢においてどのような遊びができるかを、小児神経学、発達神経学の専門家である大学教授が解説しています。
1.5歳〜5歳まで年齢ごとに分けて、本来の使い方にこだわらない、自由な発想の知育遊びが提案されています。
「ただ、ここでいう『遊び』とは、子ども自身がやりたいと思い行動したこと、そして楽しいと思うことが重要です。また、遊び方には自由度があり、ゴールや正解がないものがよいでしょう。決められたルールがあったり、完成したら終わりといったものだと、思考力や達成感は味わえるかもしれませんが、子どもらしい想像力や探究心がどんどんそがれてしまうのです。その点、ブロック遊びは、「こうしなきゃいけない」というルールも、「これを作るべき!」という正解もゴールもありません。子どもが思いのままに自由につくれて、無限に楽しめるという点がすばらしいのです」
引用元:ニューブロックHP「発達に合わせて遊び方もチェンジ! 年齢別 子どもの成長を育むブロックの遊び方」
箱に入れる、並べる、重ねる、崩すなど、子供の発達の段階にあわせて提案される遊び方は、親だけでは考えつくのが難しいものばかりなので、とても参考になります。
自由自在に遊べて、ゴールがないので長い期間飽きずに楽しむことができるブロック。ここでは、子どもの発達に合わせてブロックでできることの例を紹介します。
引用元:ニューブロックHP「発達に合わせて遊び方もチェンジ! 年齢別 子どもの成長を育むブロックの遊び方」
幼児前期から長く遊ばせたい方は、ぜひ参考にしてください。
また、公式動画でも年齢別の使い方とその効果が解説されていますので、一度ご覧いただくことをおすすめします。
ニューブロックホームページ「発達に合わせて遊び方もチェンジ! 年齢別 子どもの成長を育むブロックの遊び方」へ
ブロックを都内の保育園児66人に使ってもらい検証(ブロックラボ)
ブロックラボのホームページでは、1.5才以上~2.5才未満(幼児前期)児へのブロックラボの優位性が検証されています。
幼児前期というブロックとしては低年齢層を対象としているブロックとして、適している理由がいくつかの角度から説明されています。
こどもが好きなキャラクター(アンパンマン)だから夢中になりやすい。
アンパンマンが描かれているほうが、何も書かれていないブロックよりも手に取られやすいことが検証されています。
都内の保育園で検証した際、66人中66人が無地のブロックではなくアンパンマンのブロックラボを選びました
ブロックラボHP「アンパンマンのブロックが選ばれる理由」
公式動画では、アンパンマンがブロックのキャラクターとして採用されていることの幼児期における優位性について説明されています。
2ピース(体と頭)でキャラクターが完成するため、低年齢児でもブロックを理解しやすい。
アンパンマンなどのキャラクターを、人形型のブロック(レゴでいうところのフィグ)ではなく、2ピースのブロックで組み立てるようにしていることとで、2つのブロックをつなぐ動作が低年齢児にもスムーズに理解できるように考えれています。
無地のブロックよりも模様や形状に特徴のあるブロックの方が、
ブロックラボHP「アンパンマンのブロックが選ばれる理由」
完成形を想像しやすいために作品例を組み立てやすいということがわかりました。
立方体のブロックだから組み立てやすい。
立方体のブロックと直方体のブロックを比較すると、幼児前期のこどもにとって立方体のほうが短時間で組み立てたられるということをグラフで説明しています。
はじめてブロックあそびをはじめる1.5才以上~2.5才未満のお子さまにとって、
ブロックラボHP「アンパンマンのブロックが選ばれる理由」
直方体よりもキューブ型のブロックの方が短い時間で組み立てられることがわかりました。
幼児前期のこどもの場合により遊びやすくする工夫が秘められているブロックラボは、早い時期からブロック遊びを始めたいお父さんにとってはよりよい選択となりそうです。
ブロックラボホームページ「アンパンマンのブロックが選ばれる理由」へ
ブロック遊びをすると、子どもの脳のどの部分が活性化されているかを
脳波計を使い計測(ダイヤブロック)
ダイヤブロックのホームページでは、ダイヤブロックで遊んでいる子供の頭に脳波計を付けた計測結果が掲載されています。
計測結果によると、ブロック遊びでは、脳のうち、前頭前野、言語野、頭頂連合野が活性化されていて、子どもの脳の発達・開発に効果的だと考えられるそうです。
ダイヤブロックであそんでいるときの脳の活動状態の観察実験を行ったところ、思考や創造性に関わる『前頭前野』の活性化のほか、文字の理解や書字の機能を司る『言語野』、空間認知機能などを司る『頭頂連合野』に活性化が現れました(※下図参照)。この実験により、ダイヤブロックが子どもの脳の発達・開発に期待できる結果が得られています。
引用元:ダイヤブロックHP「知育効果」
知育効果をより求めるお父さんは、ダイヤブロックも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
世界中の幼児教育専門家の意見を集約(レゴデュプロ)
レゴデュプロのホームページでは、4本の動画によって世界中の幼児教育専門家の意見を学ぶことができるようになっています。
動画は英語ですので、僕にはちんぷんかんぷんなのですが…、内容は各自でご確認いただきたく思います。
「遊びながら学ぶ」ことの価値は、年齢に応じて変化します。レゴ社は、その認識に基づいた取り組みを行ってきました。 成長期の喜びと遊びの重要性について、世界中の幼児教育専門家たちの意見をお聴きください。
引用:レゴデュプロHP「遊びながら学ぶ」
【まとめ】ブロック遊びの有用性にはたくさんの根拠があります。
ブロック遊びをすることでどのような知育効果があるのかは、専門家を招いてしっかりとした検証を行っていることが多い、販売元のホームページの情報を確認することが近道です。
ここまでで紹介してきた各販売元のページには、たくさんの根拠ある情報が掲載されていますので、確信を持って子供へブロック遊びを取り入れることができると思います。
僕の発信の唯一の根拠として、うちの息子に与えてきたブロックの流れはこちらです。
1歳ころ:ニューブロック(主に車遊び)
2歳ころ:デュプロ(主に車遊び):ニューブロックのほうがよく遊ぶ
3歳ころ:ふつうのレゴに移行(レゴテーブル作成)
4歳ころ:レゴテクニック与える(ちょっと難しい)
5歳ころ:LaQ試しにちょっと与える(あまり遊ばず)、レゴは継続
6歳ころ:小学校入学後生活の変化により一時ほぼ遊ばず(レゴも増えすぎたので一部間引き)
7歳現在:小学校に慣れてきて余裕ができたのか、レゴ復活。
途中で生活の変化からか遊ばなくなってしまったこともありましたが、
今では休みのたびに一緒に遊ぼうと言ってくるようになり、父子で一緒に遊ぶ際の、息子の最初の選択肢です。
一時、与えてきた流れに自信がなくなりかけましたが、しぶとく与えてきてよかったと感じています。
ここまで記事を読んでいただきましてありがとうございました。
読んでくれた方の子供とのブロック遊びが楽しく有意義なものとなることを願っています。
こどもLifeHack 管理人 ましかく
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